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Posted by 滋賀咲くブログ at

2010年11月17日

良い【木の家】を建てるために(2)

良い【木の家】を建てるための木材乾燥について
自然乾燥と人工乾燥の違いについて、少しだけお話ししたいと思います。


人工乾燥した桧磨き丸太の輪切りです。(含水率10%、少しのひび割れも入っていません。)


こちらも人工乾燥した桧丸太(皮付き)の輪切りです。(含水率12%)

通常木材は、自然に乾燥していくと下記のように表面に割れが生じます、これは木材が表面から乾燥する時に内・外部の含水率の差により年輪方向の収縮によって表面から割れてくるからなのです。(芯持ち丸太及び角材の場合)


人工乾燥の場合、約1週間、24時間体制で最適な湿度と温度をコントロールしながら、木材を乾かしています。

「人工乾燥に対応できる木材」
 国産材: 桧・杉・松など
 輸入材: 米松・米栂・米ヒバ・赤松など(針葉樹のみ)
 


この様に芯持ちの桧柱も割れずに乾燥できます。(含水率13%)

良い【木の家】を建てるためには、乾燥した木材を使用する事と、信頼できる業者さんにお願いすることが大切だと思います。

木材乾燥についてのお問い合わせは 上田産業(株)一級建築士事務所  まで。  


Posted by oto at 14:48Comments(1)木の家