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Posted by 滋賀咲くブログ at

2011年01月01日

謹賀新年

icon01新年あけましておめでとうございます
icon04今年もよろしくお願い申し上げます



平成二十二年十二月三十一日撮影


朝日に眩しい天神さん:平成二十二年五月撮影

地元の氏神さま「永原天神・菅原神社」でも近年には無い、icon04雪化粧の年越しと
なりました。

昨日は年越しの「大祓式」に続き「除夜祭」が催行されました。

そして今朝日の出七時からは新年を迎える喜びを味わう「元旦祭」が催行されます。

私達、伶人(雅楽奏者)iconN07は、極寒の拝殿で手を震わせながらの演奏となります。
例年に無く厳しい状況での演奏に、防寒対策を念入りにし気合を入れて、年始めの祭礼に
望みたいと思います。

今年も地元の氏神さま「永原天神・菅原神社」そして氏子の皆様のために「梅楽会」の一員
として健康で元気に頑張って演奏していきたいと思います。

最後に、このブログを訪問して頂いた皆様にとって、幸多き良い一年になりますよう
心よりお祈り申し上げます。

T.U
上田産業(株)一級建築士事務所  


Posted by oto at 00:00Comments(4)雅楽

2010年11月29日

永原天神 菅原神社

氏神様の「永原天神・菅原神社」にて【新嘗祭】(しんじょうさい)が催されました。
【新嘗祭】とは「新穀感謝祭」とも云われ、秋の実りの収穫を神様に感謝しお礼を申し上げる大祭で、私達「梅楽会」のメンバーもいつもの様に、雅楽の伶人として参列させていただきました。
只今「梅楽会」会員募集中です!


雅楽の楽器には「(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)」のほか、太鼓や琴などがありますが、私が担当している楽器は篳篥です。
篳篥は腹筋を使って腹式呼吸で吹かないと良い音が出ません、また主旋律を吹き大きな音が出るのでミスると目立ってしまいます。
そんな緊張感漂う中、練習不足の感はありましたが無事に演奏することが出来ました。

山本さんブログ[こちらにも出ています]

主に演奏する曲は、「音取」(ねどり)、「五常楽急」(ごじょうらく)、「越天楽」(えてんらく)、「皇麞急」(おうじょうのきゅう)、「陪臚」(ばいろ)の順で、式典の進行に応じて演奏します。他にも龍笛一管で演奏する場合もあります。
一般の方が神社等でよく耳にされるのは、雅楽の代表的な曲で「越天楽」が多いようです。


これが篳篥の楽譜です:「音取」
片仮名が唱歌で漢字が音階を表しています。「楽譜」と云えば五線譜を想像してしまいますが、最初にこの楽譜を見たときは驚きました。

こちらは「越天楽」の楽譜です。三行ですが通常は十行分繰り返しを入れて演奏します、しかし式典では、参列者の人数に応じてもっと多く演奏することもあります。
このように、雅楽の演奏は式典の進行と人の動きに応じて、吹き始めたり止めたりすることになり、大変緊張しますが上手く出来ると達成感があり喜びを感じる仕事です。

篳篥の持ち方

私が使っている篳篥です、専用のケースに入れて保管しています。
ケースは杉や桐の木で出来ていて、内側には布が貼り付けてあります。
これは内部の湿度を調整しカビが生えにくいように工夫されているからです。

こんなところにも木造住宅の良いところを再発見することが出来ます。

T.U
上田産業(株)一級建築士事務所  


Posted by oto at 18:09Comments(0)雅楽