2011年05月31日
日本の伝統工法が活かされています
お寺の本堂が新しく建て替えられました。
以前の本堂は、三百年以上も前に建てられた建物で、老朽化に加え
現在の建築基準法に適合した、地震に強い建物へとの願いで計画されました。
日本の伝統工法で木造瓦葺き、壁には土壁・漆喰が使用されていて耐火と調湿機能
を兼ね備えています。
土台、柱などには、国産の桧やケヤキ、梁や床板には数年前に伐採し乾燥させた
国産の松が使用されています。

史跡調査に始まり、地盤調査、地鎮式、地盤改良工事、上棟式などの工程を経て、
この度の完成となりました。

欄間などは既存品を化粧直しして再生されました、また、これから何百年も先へと
引き継がれることと思います。
日本の伝統的な建物は、見た目の美しさもありますが、再生できる良さがあります。
ケヤキ・桧・松など木目の美しさと耐久性能、木製建具・ふすま・漆喰壁・畳などは
見た目と共に、日本の気候風土適した調湿作用を発揮してくれます。
あらためて日本の伝統的建物は、自然素材を使って伝統的な工法で未来に継承して
行かなければならないと確信しました。
この本堂の再建にあたり、設計監理と云う重要な職務のご縁いただきましたことを、
地域の皆様に感謝しお礼申し上げます。
上田産業(株)一級建築士事務所
以前の本堂は、三百年以上も前に建てられた建物で、老朽化に加え
現在の建築基準法に適合した、地震に強い建物へとの願いで計画されました。
日本の伝統工法で木造瓦葺き、壁には土壁・漆喰が使用されていて耐火と調湿機能
を兼ね備えています。
土台、柱などには、国産の桧やケヤキ、梁や床板には数年前に伐採し乾燥させた
国産の松が使用されています。

史跡調査に始まり、地盤調査、地鎮式、地盤改良工事、上棟式などの工程を経て、
この度の完成となりました。

欄間などは既存品を化粧直しして再生されました、また、これから何百年も先へと
引き継がれることと思います。
日本の伝統的な建物は、見た目の美しさもありますが、再生できる良さがあります。
ケヤキ・桧・松など木目の美しさと耐久性能、木製建具・ふすま・漆喰壁・畳などは
見た目と共に、日本の気候風土適した調湿作用を発揮してくれます。
あらためて日本の伝統的建物は、自然素材を使って伝統的な工法で未来に継承して
行かなければならないと確信しました。
この本堂の再建にあたり、設計監理と云う重要な職務のご縁いただきましたことを、
地域の皆様に感謝しお礼申し上げます。
上田産業(株)一級建築士事務所
Posted by oto at
18:02
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