びわ湖材をもっと!
びわ湖材(=滋賀県産木材)をもっと活用して家を建てようと、滋賀県森林センター主催の研修会が開催されました。
最初に、
「木材の特徴とその適性を活かした構造的利用法について」と題しての講演がありました。
講師は、京都大学生存圏研究所 生活圏構造機能分野の小松教授でした。
「木材のしくみ」から「特性や耐久性」など実験データをもとに解り易く説明していただきました。
・木材は21世紀における最も注目すべき建築素材と成りうる可能性を秘めている。
・「心材化」現象に見られるドラマチックな自己防衛・防蟻能力、炭素の固定と酸素の供給、そして細胞構造そのものが大風・自重・地震荷重等に耐えられる精緻な層状構造を持つこと等々、天賦の才能が一杯詰まった、古くて新しい可能性に満ちた天然素材である。
・21世紀に相応しい木材という天然材料を用いて建設される木造建築は、まさに21世紀に相応しい建築物である。
・長期にわたって木造建築を使い続けることが、CO2を固定し続けることになり、地球温暖化防止と理想的資源循環社会の構築につながる。
小松教授の講演より
その後、昨年から今年度に掛けて取り組まれている、びわ湖材(スギ・ヒノキ)の研究概要が報告されました。
研修会に参加して、あらためて強度・耐久性に優れた特性を知ることが出来、もっともっとびわ湖材を活用した木造住宅を、推進していかなければならないと思いました。
上田産業(株)一級建築士事務所
木工房 まつや
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